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協会概要

理事長挨拶

理事長挨拶

 

一般社団法人日本経営調査士協会

 代表理事・理事長 下田秀之 

 新年を迎え、謹んで、協力団体および会員資格者の皆様に2024年年頭の御挨拶を申し上げます。昨年は国際的な戦禍や紛争拡大、また気候変動の影響、そして国内では物価高や円安への対応など、ますますリスク管理の重要性を認識しました。

 さて、今年は、現(東京/大塚)事務所に移転して10周年を迎えますが、新たな心待ちで歩みを進めて参りたいと存じます。

 改めて2023年の業績を回顧しますと、IPO・内部統制実務士事業の累計資格者数が1,000名<累計受験者は上級300名、標準1400名>に達しました。本事業は操業時より、受験指導・教材開発・資格更新・経営支援・職業紹介までを構築し運営する構想でしたが、漸く15年間で全行程を運営できるようになりました。

 なお昨年1年間の受験者数は、上級40名、標準203名、養成講座受講者47名、新資格認定者129名で、同年間の資格更新講座<3回>322名、通信教育講座受講32名、ゼミ参加31名で、過去問や問題解説の頒布数は83件でした。

 次に経営支援事業等の収益事業受託では、継続5社のほか、外部検定受託、金融収入、公開講座(参加56名)など、合同会社所管を含め2,200万円の実績となりました。また安定的な収益構造を維持し、会務(会員管理)業務のほか、その他:講習等WEB配信の改善、研修室整備、事務処理のDX化を推進いたしました。

 さて2024年の事業計画は、新年度から事務局および試験委員会の執行体制を再編するほか、研修室再整備、2025年に向けた役員改選・第4次中期経営<創立70周年>目標計画の検討を着手し、Web活用講習、問題解説集や教材改訂などに着手します。

 なお標準試験は、今後の合格水準厳格化<後記参照>に備え、本年8月に試験最終対策「合格演習会」研修の新企画と試行、経営教育事業の展開と拡大にあたって参ります。

 また2024年は、新年早々に上級IPO・内部統制実務士公式テキスト2冊の改訂刊行を予定し、同シリーズでは書籍の累計3万冊<弊会自製刊行は除外>刊行になります。

 それでは、2024年も、何卒、宜しくお願いします。

 (注)標準IPO・内部統制実務士の公式テキスト<第3版>の刊行は、「2024年8月頃の刊行計画です。

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